おうちだいすき

自宅警備員からデータサイエンティストになった人の雑記的ななにか。

自宅警備員からデータサイエンティストになったのでそのプロセスとこれからについて話す

だいたい「データサイエンティスト」で検索かけると「データサイエンティスト 未経験」、「データサイエンティスト 未経験 求人」みたいな感じでGoogle先生がセットでオススメしてきますよね。

 

こんにちは。

この記事は過去の記事を大きく書き換えております。

というか99%書き換わってます。

ご容赦くださいませ。

 

いろんな方に自分の経歴をお話すると「おもしろい」とのご意見を頂戴しますので、未経験という枠を超えて、自宅警備員からデータサイエンティストになるまでどういうステップを踏んできたかお話しさせていただこうかと思います。

 

では、よろしくお願いいたします。

 

きっかけ編

自宅警備員から新たな職を得るために転職活動の真っ最中でありました。

かねてより学生時代から興味のあったIT業界への転職を希望し、面接を受けておりました。

そんな時にこの職種を知りました。

 

データ分析を通じてビジネスに貢献する。

なんとなくですがワクワクしたことを覚えています。

 

野球が好きで好きで仕方なかった自分はすぐにそれを野球と結びつけました。

「あれ?こういうのってスポーツでも役立つのでは?」

そう思ってあれこれ調べだすうちに、やはり先駆者がいらっしゃって面白いことをしてるのを発見しました。

 

「あ、こういう、仕事と趣味が結びつくのってすごい」

 

そこからこの仕事を目指し始めました。

 

一旦迂回ルートを選択する

自宅警備員としてのキャリアが長かったため、転職活動は見るも無残な有様でした。

データ分析職はおろか、別の職種もてんでダメでした。

 

まぁ、プログラミング経験はほぼゼロ、統計はかじった程度、実務経験も少ないとなるとどんだけ意欲があっても採用はできないですよね。

 

更にこの当時はプログラミングアレルギー患者でもありましたし。

 

ですので、一旦プログラマとして働くことを決意しました。

まずはプログラミングとの和解が先であると。

もし、開発などが楽しすぎて離れたくなくなったらそれはそれで良いくらいの気持ちでいました。

 

ただし、プログラマとしての転職活動もまぁ厳しかったですw

ようやくの思いでWEB系のSES事業を行なっている会社に入社いたしました。

 

学習について

プログラミングアレルギー克服段階

これについてはとても運が良かったと思います。

入社まで時間がありましたのでこちらを使って、まずはプログラミングの基礎を学びました。

www.nnn.ed.nico

ドワンゴのエンジニアさんが教えてくれるとのことだったので、あっさりホイホイされました。

 

ホイホイされた結果、プログラミングアレルギーは克服。さらにプログラミングが好きになる始末。

 

データサイエンスの勉強

そもそもWEB系の会社でしたので、データサイエンスの勉強なんか業務中にできません。

使用言語もHTML, CSS, JavaScriptがメインでしたので接点がまるでありません。

このデータサイエンス周りの勉強については仕事に慣れ、コードレビューやらお客さんへの提案が慣れてきた段階でPythonの基礎から勉強し始めました。

 

次に勉強したのはデータサイエンスの流れや感覚を掴みたかったので「データサイエンス クックブック」なるものをひたすら写経したりしてました。

そこから、ライブラリの使い方であったりとかKaggleのチュートリアルなどにも手を出したりしていました。

他にも知り合いのインフルエンサーさんにお願いしてブログのアクセス解析をさせていただいたりとか。

統計学の学習やら機械学習の勉強やら。。。

今思い出すと結構な量だったかもしれません。

 

この辺りの独学でやってきた内容は実際に面接の場でお話させていただいたりしたのですが、とてもウケが良かったように思います。

 

読んできた本など

こちらについては量が多いので名前のみ記載します。

他の記事でもレビューをあげたりする予定ではありますが、気になる方は調べていただけたらと思います。

 

 

数が多いので、中でも「この段階で読んでおいて役に立ったもの」については後日、別記事で記述しようかと思います。

 

loveshome.hatenablog.jp

アップしました。

 

どの段階でデータサイエンティストへの転職活動を始めたか

一口に言うと、自己学習の範囲で物足りなくなった段階からです。

あれこれ写経したりしていろんな感覚を身につけはしたのですが、絵に描いた餅、机上の空論状態に陥りつつある感覚がしたので、ここから先は実務とともに学ぶべきであると考えたことがきっかけで転職活動を始めました。

 

実際、会社に入ってみた思ったのが、やはり独学なだけあって中身が空っぽな上っ面だけの知識しか身についていなかったのは身に沁みて感じました。

ここから先はトライアンドエラーを繰り返してこれまでの知識を確実に業務に落とし込む、参考書などにはなかなか載らない分析手法にまつわる情報収集、Kaggleへの挑戦などを目標に励みたいところです。

 

さいごに

流石に自宅警備員からデータサイエンティストになるにはワンステップ間に挟まないと無理だとは思いました。笑

IT業界経験者の方が目指すのであれば、上に挙げたような本であったりとかKaggleにチャレンジしたりしていれば門を開く可能性はありそうです。

 

WEB界隈でももちろん勉強することは求められますが、こちらのデータサイエンス界隈では勉強することを求められるというよりかは、「してないと話についていけないレベル」かと少し感じています。

「仕事だから勉強しなきゃ」とかいう受動的要因ではなく、「ほぅ、こんな手法もあるのか」みたいな感じである程度前のめりになって楽しめないときついのではと思います。

尤も、周りの方見てますと受動的要因で動いてる方はあまり見受けられないのでそんな心配はいらないかとは思いますが。

 

この業界、人が少ない上に人材をどう育成しようか頭を抱えられる方が多いように見受けられましたので、こういった初学者がどのような勉強をしてどうスキルを高めていったかについてお話することはなかなかに需要があるかなと思いました。

ですので、本ブログがこれからデータサイエンティストを目指す人やデータサイエンティストを育成したい企業に対して何かしらの参考になればと思う次第です。